家族で、カップルで!GWに行きたいアートイベント3
2019.04.15
今年のGWは、最長10日間! 今から楽しみにしている人も多いと思います。「遠方の旅行に行けない」「数日だけ予定が埋まっていない」という人にオススメなのが、思いついたらふらりと行けて、時間を忘れて楽しめる近場の美術館。今回は名古屋近郊の美術館で行われるおすすめアートイベントを3つご紹介。静謐な場所でアートを鑑賞して、感性を磨いてみてはいかがですか。
■特別展 guse ars exhibition PATTERN SEED グセアルス展 パターン・シード~漂う未来模様~
guse ars(グセアルス)は、河川敷や海岸に流れ着いた陶磁器のかけらを使って、新たな模様を創作する2人組のアーティスト。今回は、グセアルスが生み出す模様(パターン)と、それぞれの模様の種子(シード)となった陶磁器片を展示中です。グセアルスが多治見のタイル工場とコラボレーションしたタイルにも注目。さらに、彼らの作品とともに、多治見市が所蔵する「笠原茶碗」や陶磁器片もあわせて展示し、新旧の模様の競演も楽しめます。
【多治見市モザイクタイルミュージアム】
開催期間/~2019年5月12日(日)
会場/岐阜県多治見市笠原町2082-5
開館時間/9:00~17:00
休館日/月曜定休※4月29日(月・祝)は開館、5月7日(火)・8日(水)は休館
料金/300円
お問い合わせ/0572-43-5101
http://www.mosaictile-museum.jp/
■ルネ・ラリック展「アール・デコ魅惑の輝き」
1920年代に誕生した、モダンなデザインが美しいアール・デコの作品がお目見え。ルネ・ラリックのガラス作家として有名になった香水瓶やカーマスコットなど、シンプルで機能的なデザインの作品を多数展示中です。ラリックの代表作「シュザンヌ」や「孔雀の頭」、オパルセントガラスの「オラン」、さらに、50点限定で作られた、菊をあしらったジャポニスム作品「東京」のブルーモデルも登場!
同時に、アメリカの人間国宝第一号に認定された現代ガラスアートの第一人者、デイル・チフーリの色彩豊かな「シャンデリア」や「ウォーターリードインスタレーション」をご覧いただけます。同時開催中「第14回’18日本のガラス展」
【大一美術館】
開催期間/~2019年5月19日(日)
会場/名古屋市中村区鴨付町1-22
開館時間/10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日/月曜定休(祝日の場合は、翌平日休)
料金/800円
お問い合わせ/052-413-6777
https://www.daiichi-museum.co.jp/
■色彩と情熱の美 ~フォーヴィスムと日本近代洋画
20世紀初頭に流行した、荒々しい筆触や原色などの激しい色彩が特徴のフォーヴィスム(野獣派)。1920年代には、日本人画家たちがフランスに渡り、日本の画壇でもフォーヴィスムが一大ブームとなりました。今回の展示では、20世紀にフランスが生んだフォーヴィスムの優れた作品と、日本の画家たちが日本的な心性を加えながら描いた作品を展示中。フランスと日本のそれぞれの作風を比較しながら楽しむのもおすすめです。
【鞍ヶ池アートサロン(トヨタ鞍ヶ池記念館内)】
開催期間/~2019年5月26日(日)
会場/愛知県豊田市池田町南250
開館時間/9:30~17:00
休館日/月曜定休(祝日の場合は、翌平日火曜休)
料金/無料
お問い合わせ/0565-88-8811
http://www.toyota.co.jp/jp/about_toyota/facility/kuragaike/art/index.html