令和初日にオープンした、泉のイタリアン「Lilla」のランチをレポート
2019.05.28
5月1日という、記念すべき令和初日にオープン。イタリアンをベースにしたノーブルな料理と高いコストパフォーマンスで、早くも食通たちに注目されている一軒です。三重県直送の魚介類や無農薬野菜を使った女性にうれしい料理が提供されるとのうわさを聞き、さっそく、ランチに編集部がお邪魔してきました。
黒を基調に、すっきりとモダンにまとめられた店内には、テーブル席のほかカウンター席も。「カウンターがあると一人でも来やすくて◎。」ワインを頼みたいところですが、平日のお昼なのでどうしようかと迷っていたら、スタッフさんからノンアルコールのロゼワインをおすすめされたので、オーダー。「色もかわいいし、アルコールが飲めない時や苦手な人にはぴったりですね」。
ランチコースは、自家製パン、前菜、パスタ、メイン(肉or魚)、デザート、食後のドリンクという内容。この日の前菜は“ケンケンカツオ 有機野菜”。肉厚のカツオに赤タマネギのソースが相性抜群。アスパラなどのシャクシャクとした歯ざわりも楽しい一皿に仕上がっています。「カツオの上にのったサラダカブがバラのように置かれていて、見た目もかわいい!」
続いてパスタ。“イカ墨のタリオリーニ アラハダカマス” 。イカ墨が練りこまれた黒いパスタの上にカマス、わさび菜、からすみがのっています。「蒸したカマスはふわふわ! パスタ自体の量は少なめですが、比較的しっかりとした味わいなので満足感ある一皿です」。
いよいよメイン。イベリコ豚も選べましたが、女性にはお魚が人気ということだったので、天然ヒラメをチョイス。まず驚いたのが、ヒラメの厚み。なんと約6キロのヒラメを仕入れて使っているそう。「しっとり&ふんわりと仕上げられたヒラメは、さっぱりしつつもタンパク質のうま味がしっかり。ほのかに野菜の甘みを感じるパプリカのソースと合います」。また焼きナスや大根のフライなど、ひと手間かけた付け合わせの野菜も絶品です。
最後のデザートは“パンナコッタ”。キャラメリゼされたぷるぷるのパンナコッタに、ピスタチオのアイスがのり、アールグレイのソースがかかっています。「キャラメリゼのカリッとした食感がアクセントになっていて、飽きずに食べられます。メインまででおなかいっぱいなのに、ペロリと食べられてしまいました。この充実の内容&泉という立地で“ランチコース”は2580円。驚異的なコスパですね」。
夜はコース以外にアラカルトもOK。イタリアンワインが50種類ほど揃っているのでワインバーとしての利用もおすすめです。
Lilla
Tel:052-887-9998
名古屋市東区1-1-22
月曜、第2・4日曜休
11:30〜14:00(L.O13:30)、18:00〜22:00(L.O21:00)※火曜は18:00〜22:00(L.O21:00)