映画『天気の子』の新海誠監督、主演の醍醐虎汰朗さん、森七菜さんが舞台挨拶に登場!
2019.08.19
ただいま上映中の映画『天気の子』の大ヒット御礼舞台挨拶が、名古屋「ミッドランドスクエアシネマ」で行われました。舞台挨拶には、『君の名は。』でも知られる新海誠監督、主人公の少年・帆高の声を担当した醍醐虎汰朗さん、ヒロイン・陽菜を演じた森七菜さんが登壇。今作の見どころや、制作の裏話を話してくださいました。
■ようこそ名古屋へお越しくださいましてありがとうございます! 挨拶をお願いします
新海監督 みなさま初めまして。新海誠と申します。あまりみなさんがお疲れになってしまわない程度に楽しい話ができればと思います。今日はよろしくお願い致します。
醍醐さん 森嶋帆高役を務めました醍醐虎汰朗です。名古屋では、すごくおいしいものをたくさん食べさせていただきました。ごちそうさまです。ありがとうございます。
森さん 天野陽菜役を務めました森七菜と申します。今日はお忙しい中、お集りいただきありがとうございます。楽しんで帰っていただければと思いますので、よろしくお願い致します。
■新海監督からも会場の皆さんに質問!
『天気の子』を2回以上観られた方はいらっしゃいますか?今回が初めてでも2回以上でもうれしいです。公開して2週間ほどが経ちますが、10回以上観られた方や自分が一番多く観ているよと自信のある方はいますか?何回ですか?
観客 43回
新海監督 それはすごいな!どんなスケジュールですか。1日5回か~。うれしいです!
■初めてのアフレコはどうでした?
醍醐さん 森さん 楽しかったですね。
新海監督 七菜ちゃんがアフレコの初日にスタジオへ来た時、何回か会っているはずなんですけど、笑顔が一切なかったんですよ。なんか今日は怒っているのかなと思って、いざアフレコを始めようかとした時に、泣き始めて…
森さん 号泣ではないですよ。
新海監督 醍醐君が慌てたよね。
醍醐さん そうですね。とりあえず、“イエーイ”としておきました。
森さん 新海さんやスタッフの皆さんに、この子じゃなければ良かったと思われるのがすごくこわくて、なかなか一言目が出なかったですね。
新海監督 やり始めたらすぐ陽菜ちゃんになっていって、一カ月の期間でのアフレコでしたが、始める前と後で毎日一段二段上がるの繰り返しで、僕にとってはものすごく楽しい一カ月でした。
■本田さんや小栗さんとの共演はいかがでした?
森さん 楽しかったです。あんまりご一緒するシーンはなかったんですけど、アフレコをやっていない休憩時間に本田さんとは一人暮らしの話とかたくさんしていただいて、アフレコの部屋の外まで笑い声が聞こえてたよって言われるぐらい。うれしかったです。
醍醐さん すっごい盛り上がってたもんね。外で女子会みたいだねーって言っていました。
■前作「君の名は。」に続き、音楽を「RADWIMPS」が担当されていますが、いかがでしたか?
新海監督 本当にすごい曲であの歌詞を聴いて洋次郎さんに帆高や陽菜はこういう人だって教えてもらったような気がするんですよね。それくらい今回の映画を力強く引っ張ってくれました。せっかくなので、二人に『愛にできることはまだあるかい』をちょっとだけ歌ってもらっていいですか。
醍醐さん ちょっと待ってください。
森さん ばっとやりましょう!後ろ向きでもいいですか?
■二人で『愛にできることはまだあるかい』を生で熱唱!新海監督 素敵でした。二人の声そのものが映画の声そのものなので。ありがとうございます!
■新海監督自ら帆高を演じる貴重な姿も!
会場の方からの質問で、「新海監督の気に入っているセリフをビデオコンテのように再現してほしい」というお願いがあり、森さんと新海監督で劇中の一場面を披露しました。新海監督自ら帆高を演じる貴重な姿に会場が盛り上がりました。
■ラブストーリーの作品にちなんで、キャストの好きなタイプを教えてください!
森さん 『カルテット』という作品の別府さんのキャラクターがすごく大好きで、その方と結婚できたら最高だなって思います。
醍醐さん こんな大人数の前で(笑)可愛らしい子が好きです。家とかに遊びに行く時に靴を自分の分だけじゃなくて、みんなの分もそろえる子。(笑)
新海監督 その都度、自分の作品のヒロインが好きなんですよね。だから、今は七菜ちゃん、前は萌音ちゃん、その前は花澤香菜さん、でも七菜ちゃん、ずっと好きです。
■楽しい時間はあっという間で、そろそろ終わりの時間となりました。最後に一言お願い致します!
新海監督 お付き合いいただきありがとうございました。幸せでした。面白かったな、観て良かったなと少しでも思っていただけることを願っております。
森さん 初めての方も2回目以降の方もいま名古屋の映画館にいますが、この『天気の子』がいろんな所に連れて行ってくれるので、心の準備をして観ていただければなと思います。楽しんでください!
醍醐さん 楽しい時間をありがとうございました。『天気の子』楽しんでください!
STORY
高1の夏、離島から家出して東京にやってきた、帆高。しかし、生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく仕事を見つけるが、それは怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。そんな中、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るく暮らす少女・陽菜。彼女は、祈るだけで空を晴れにできる不思議な力を持っていた―。
映画『天気の子』
ミッドランドスクエアシネマほか大ヒット上映中!
配給:東宝
©2019「天気の子」製作委員会
https://tenkinoko.com/
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