【コラム】“東京で一番”と呼ばれる漢方医の先生に相談してみた~顔の脂漏性皮膚炎その⑧~

【コラム】“東京で一番”と呼ばれる漢方医の先生に相談してみた~顔の脂漏性皮膚炎その⑧~

2020.05.27

どうも、Yumio@東京です。

 

当ブログでたびたびご報告している
『脂漏性皮膚炎』のその後について。

先日、とある方からの紹介で「東京で一番」と評判の
高名な漢方医の先生に診ていただくことになった。

 

一時は皮膚科ジプシーになったものの、
ようやく見つけた信頼できる先生の元に
今もツキイチで通っていて、
おかげさまでプロトピックと十味敗毒湯の効果で
脂漏性皮膚炎の症状はずいぶん治まった。

ただ、手で肌を触ると、ブツブツ・ザラザラした感じが
まだ少し残っていて“完治”には至ってない。

現在の治療を根気よく続けるのに加えて、
「原因療法も試してみては?」とのアドバイスを受け、
漢方医の先生を訪ねることにしたのだ。

 


▲緊急事態宣言が明けて真っ先に訪れたのがこちら。
※以前、ブログでかかりつけのクリニックをご紹介して
問い合わせが殺到してしまったことがあるので、
場所・名称については“都内某所”とさせていただきます。

 

先生の診察は完全予約制。

予約時間よりちょっと早めに到着すると、
まるで少年のようなスリムな体型で、
ボーイッシュなショートカットの女医さんが
にこやかに出迎えてくれた。

60代?とおぼしき中国出身の先生だ。

昨年5月から顔や首が赤くなり痒い発疹が出始めたこと。
その後皮膚科を転々としてステロイド依存になったこと。
現在は信頼できる先生に出会って治療を続けていること。
などなどについて経緯を話したあと、
マスクを外したワタクシの肌の様子を見て
先生が中国訛りの日本語でひとこと・・・

「うん、あなたよく頑張ってきたね。若い、若い」

 

わ、若いっ?

 

思いがけない「若い」という言葉に思わず反応して
舞い上がってしまったが、先生の解説はこうだった。

「漢方では、女性の体質は7の倍数で変わると言われます。

7歳、14歳、21歳、28歳・・・
ここまでは成熟していく時期だけど、
35歳からはどんどん体の機能が低下していく時期。
多くの人は35歳ぐらいからお肌にも不調が出るの。

でもあなたの場合は、42歳の時にも何も問題が出なくて、
49歳になって突然肌が変わった。

ここまで頑張れたのは、カラダが若い証拠よ(笑)」

 


▲漢方の基礎理論となるのが『五行説』。
自然界に存在するすべてのものは、
木・火・土・金・水の要素に属していると考えられている。
この五行に当てはめると、ワタクシの場合は
「金(肺)が弱まっている状態」と先生。

 

「十味敗毒湯は、西洋医学の先生が
脂漏性皮膚炎のときによく使う漢方薬で、
一定の効果はあります。

でも、西洋医学での皮膚科治療というのは、
『肌を治すための治療』であって、
『肌を治すための力をつける治療』ではありませんから、
一瞬良くなっても、またぶり返したりします。

あなたには『肌を治すための力を取り戻す薬』
つまり『金(肺)の機能を高める薬』を処方しますから
焦らずに飲み続けてください」

 


▲こうして処方されたのがこの漢方薬。


▲朝晩2回、お湯に溶かして服用します。
まさに良薬口に苦し、だけど、
『肌を治すための力を取り戻す薬』
だと思えば、ぜんぜん平気で飲めるわ(笑)

 

先生曰く、「西洋医学は即効性があるので、
西洋医学のほうの治療も続けつつ、
並行して漢方も続けていきましょう」とのこと。

50歳というワタクシの年齢だと、
肌が変わるまでに早くても3カ月はかかるんだって。

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40分ほどの診察が終わり、
薬剤師さんから薬を受け取って帰るときに
先生からまた声をかけられた。

「焦らないでね~っ」

はいっ、わかりました(笑)

せっかちなのでついつい結論を急ぎがちだけど、
今回は気長にがんばりま~す。

 
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http://huzenterprise.co.jp/2020/05/27/

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