冷え込んで法蓮草が美味しくなったら「向田邦子さんの愛した常夜鍋」を

元祖は北大路魯山人ららしいですが、我が家は頑なに「向田邦子流レシピ」

法蓮草を冷たい流水で1房ずつ洗ったら、髭根をとって十文字の切れ目を入れるだけ。決して食べやすく切ってはいけません。

お鍋に酒と水4対6を沸騰させたら、生姜とニンニクを２つに割り入れ、香りが出てきたらまず豚肉をしゃぶしゃぶ。

タレは、レモンと醤油を小鉢に入れたもの。薬味はアサツキほんの少し…これだけ！

ひとしきりお肉を食べたら、今度は法蓮草。指で縦に割いて、サッとお鍋に入れます。

この時「決して、豚肉と法蓮草を一緒にお鍋に入れてはいけません‼️」

なぜかと言うと…だって、向田邦子さんがダメだって書いてるんですもの〜

法蓮草を食べたらまた豚肉、豚肉を食べたら法蓮草。これを繰り返すだけなのですが、これが箸が止まらない美味しさ

 

〆の雑炊は、必ずスープをキッチンペーパーで濾してから。どんなに洗っても、法蓮草の根本に少し砂が残ってますから。今回はあおさ海苔を入れて少しアレンジ。

毎日常夜食べても飽きない、まさに向田さん命名「常夜鍋」。 ピェンロー鍋と並ぶ、我が家の2大冬鍋です。

あ、向田邦子さん曰く、お酒は飲んで美味しいものを！料理酒はNGです！！

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