編集者の「苦渋の選択」
2013.03.08
メナージュケリー 春号、絶賛発売中です♪
今回は、制作裏話を。
といいますか、編集者の苦悩を書きます。
1冊作るにあたり、その制作過程で、編集部は幾度となく「苦渋の選択」をしています。
つらい、本当につらい…………。
それは、何か…。
上の画像のように、1つの写真を撮影するために、ものすごい回数のシャッターを切ります。
その中から、誌面でご紹介する「この1枚」を選ぶのですが、
そのたった1枚を選ぶのが「苦渋の選択」なのです!
「この立ち姿、ラインがとってもキレイ」
「でも、こっちの表情の方が、この人の個性が出ている」
「いやいや、企画の主旨にぴったりなのは、こっちの写真」
こんな感じで、悩みに悩んで、写真一つひとつをセレクトしています。
捨てがたい写真が山盛りなんですー。
その悩みに悩んで、泣く泣く掲載できなかった様子を、美クトリーズを例にお伝えします。
森井千登勢さん
ふと靴を直す瞬間を呼びとめたカット。
髪の毛を押さえる右手、キレイな笑顔と、
すべてがパーフェクトでかわいすぎます❤❤❤
…が、メインカット用ではないポーズなので泣く泣く…(>_<)
麗子さん
現在、誌面に掲載しているカットと編集部内で迷いに迷い、落選してしまったカット。
大人ガーリーなカワイイポーズと表情にクラクラ~★☆★☆
ドレスのふんわり感が表現できていなくて、こちらをボツに…(>_<)
内ヶ島有美さん
COTOOのワンピのディテールから、
すっと立っているこのポーズが美しかったのですが、ファッションページではなく、
有美さんのパーソナルをご紹介する1枚にしたかったので、こちらを落選…(>_<)
大岩芽久さん
撮影の合間に脚立で遊ぶ芽久さん。
気品のあるお顔立ちで、クールな印象の芽久さんですが、素はとってもお茶目で元気!
ラフな感じでとってもよかったのですが、
たまたま撮影したものだったので、メインカットにはならず…(>_<)
編集部の苦悩を、少しは感じていただけましたでしょうか。
美クトリーズを例に挙げましたが、どのページも悩みに悩んで写真をセレクトしています。
こういう苦悩は大歓迎!
これからも悩んで、どんどん頭をかきむしりたい! (←?)
名古屋の女性の皆さま、編集部を大いに悩ませてください!
読者モデルも大募集中です♪
※実際、どのような写真を選び出したのかは、「メナージュケリー春号」をご覧くださいね(^_-)-☆
桑原