国立新美術館 ── オルセー美術館

国立新美術館 ── オルセー美術館

2014.09.20

国立新美術館で『印象派の誕生 ──描くことの自由──』と題された
オルセー美術館展が開催されていて、
とてもで贅沢で貴重な時間を過ごしてきました。

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印象派の若き画家たちのみならずパリの画壇全体に大きな影響を与えた、
マネにはじまり、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌらの印象派に加えて、
コロー、ミレー、クールベ達のレアリズム、
カバネルやブグローに代表されるアカデミズムの絵画を、
7つのテーマに分けて紹介していました。

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中でも、私をギュッ! っと惹きつけたのは、クロード・モネの “草上の昼食”。
これは日本初上陸!!
展示会場の壁をこの絵が一人占め(^.^? ひときわ目を引く存在でした。

木漏れ日の中、草上にクロスを広げ、パイ生地に包まれたパテやワインに果物!
豊かな食べ物に、時代背景をうかがうこともできるのですね。
モネは食いしん坊で、料理レシピのノートを6冊も残していたのだとか!
私も食いしん坊なので、この絵の前で立ち止まってしまいました。

ゆとりのある穏やかな時間の流れの中での楽しそうな会話まで聞こえて来そうな感覚。
一瞬、私は絵の中に吸い込まれてしまいました。
とっても心地よい感覚で、うまくいえないけど、脳がすご〜く癒される感じでした。

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この絵は、実は縦7m×横6mのモネの大作でした。
けれど家賃が払えず大家さんに預けていて、
取り戻した時には損傷がひどかったため、分断せざるを得なかったのだそうです。

その分断されて、損傷がひどく、切り取られた部分を想像しながら、自分の世界にひっそり浸り、
いい気分になりました (^_-)-☆ ←ここ重要(^.^)

展示会場を出てすぐにショップがあったので、
オルセー美術館から選りすぐられた84点のコレクションブックを大きいのと小さいのと!
それからファイルとメモノートを購入しました p(^_^)q

しばらくのお楽しみはこれ。ブックを何度ひらくかなぁ〜(^_^?

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