星野リゾート 界 加賀、開業しました♪
2015.12.14
編集スタッフ・東の道後温泉に対抗して(?)、私は、石川県の山代温泉へ。
12月10日に開業した、山代温泉「星野リゾート 界 加賀」の初日にお邪魔しました。
1624年創業の「山代温泉と言えば」の「白銀屋」を大改築。
伝統建築棟はそのまま残し、紅殻格子や赤壁などの意匠を復元。
その背景に屏風のようにたたずむ8階建ての客室棟が加わりました。
「星野リゾート」の温泉旅館ブランド「界」として、リニューアル。
「界」は、客室50室以下の温泉旅館で、
地域性や季節をおもてなしや料理などに取り入れることを大切にした
「星野リゾート」の温泉旅館ブランド。
「全国にある“界”は、地域それぞれの文化を実感できる“ご当地楽”を用意した、
上質のサービスでお応えしています。
全国にある13の「界」を巡れば、13通りの日本旅が楽しめます」と、星野リゾート代表の星野佳路さん。
オープニングセレモニーでは、加賀獅子舞と地酒の鏡割りで華々しく。
多くのメディアが集まっていることからも、注目度の高さがうかがえます。
ちなみに加賀獅子舞は、毎夜、ロビーラウンジで演舞されます。
そしてそれを舞うのは、この宿のスタッフ(しかもイケメン(*^_^*))!!
豪快でいて厳かな雰囲気の舞は感動的です。
温泉旅館ブランド「界」では、
各地域の伝統工芸を取り入れた「ご当地部屋」が数室用意されているのですが、
ここ「星野リゾート 界 加賀」は48室のすべてが、「ご当地部屋」!
部屋だけではなく、館内もいたるところにも、多くの伝統工芸が配され、
「石川県」の素晴らしさをとっぷりと感じることができます。
もちろん、ここは北陸。
料理も期待以上の素材、味が待っています。
ディスプレイされていた魚介の姿形を見ただけでも、わくわくが止まりません。
料理、温泉を楽しむだけでなく、訪れた温泉地が古くから育んできた文化や習わしも宿泊中に存分に体感する…。
そんなコンセンプトの「界」ブランドの13番目の「星野リゾート 界 加賀」は、
最もそれが感じられる旅の宿となるのではないでしょうか。
「白銀屋」ゆかりの北大路魯山人の作品もあちらこちらに。
トラベルライブラリーに飾られていた「いろはに…」の屏風も、魯山人の作品です。
今回は、1泊2日の旅でした。
山代温泉のシンボル「古総湯」や、九谷焼の窯元「妙泉陶房」さん、
加賀友禅の工房「毎田染画工芸」さんにもお邪魔しましたので、
その様子を含めたレポートを次回、つづりますね! きっと長々と(汗)
桑原