名古屋の名店「すし験」は、隠れ家的なたたずまいも味わいも極上!
2021.04.16
せっかくの外食だから、味はもちろん、贅沢な空間も楽しみたいところ。そんな時におすすめのお店をピックアップ。メナージュケリーの愛され読者モデル・香織さんは、「食べ物の中で一番好き♡」というお寿司の名店へ。とある日の滞在をリポートします。
香織さんが体験!隠れ家的寿司店「すし験」で上質なひととき。
寿司銀座とも称される丸の内の一角に立つ「すし験」。こちらに来店したのは、お寿司に目がない香織さんです。
カウンターで味わうお寿司は、味はもちろん、握り手との相性も大事。「すし験」では、2020あいちの名工に選ばれた秋枝泰祐さんが握ります。「食通の友人から『すし験』の話を聞き、行きたいと思っていたところなので、とても楽しみです」
「扉を開けた瞬間から、木の香りに心地よく包まれるような感じで癒されます」と香織さん。ヒノキのカウンター越しに、大将の職人技を間近で感じられる造りになっています。
シャリには、大粒で歯応えのある岐阜県産ハツシモを使用。赤シャリと白シャリの2種類を用意し、ブリやトロなど脂の濃いものは赤、白身魚は白と、ネタに合わせてシャリを使い分けるのが一般的ですが、その日のネタに合わせて変えるのが「すし験」のスタイルです。「赤はやわらかな感じ。白の方が甘めに仕上げてあります」と秋枝さん。
ネタの仕入れは、名古屋駅前の柳橋中央市場と、日比野にある名古屋市中央卸売市場の両方から。店主が毎朝、出向いて吟味しています。メニューは、「季節の握りコース」1万6000円(税込み1万7600円+サービス料10%)と「松阪牛しゃぶしゃぶと特選握りコース」2万円(税込み2万2000円+サービス料10%)のみで完全予約制です。
和食の道を歩む中でお寿司にも魅了されたという秋枝さんが握る“コハダ”は、米酢に柑橘のゆず酢をブレンドした爽やかな味わい。「季節の握りコース」では、隠し味としてワサビに信州の辛味噌を加えたり、貝の握りを磯部巻き風にしたり。アレンジを効かせた握りを織り交ぜながら、お寿司11〜13貫とおつまみ5〜6品を堪能させてくれます。
本日の名工の一品は「マナガツオの焼物と春野菜のソラ豆餡」です。
ふっくらとした煮穴子は、「レシピを教えても、絶対に同じ味は再現できない」と語る、秋枝さんの自信作。香織さんも「今まで食べた煮穴子の中でナンバーワン。タレとの調和が取れていて感動しました」とベタ褒め。穴子を目当てに、店を訪れる人も多いと言います。
「一貫ごとに驚きと感動があり、ガリまでおいしくいただきました。やさしい雰囲気でホッとできる空間と、店主の秋枝さんの気さくな人柄もうれしいですね。北海道から九州まで、各地から集めた約12種類の地酒が味わえるのも魅力だと思います」と香織さん。お寿司の味わいと大将の人柄、上質でありながら肩ひじ張らない雰囲気に感動の様子。おいしく楽しいひとときを過ごしました。
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すし験
(すしげん)
名古屋市中区丸の内3-10-8 LIBERTA CARINO1F
052-211-7722(完全予約制)
18:00~24:00(L.O23:00)
日曜・祝休
https://sushigen-nagoya.com/