「ロイヤル コペンハーゲンのアール・ヌーヴォー」が開催中!
2019.08.02
1775年にデンマーク王立磁器工場として創立された、日本でも人気が高い陶磁器メーカー・ロイヤル コペンハーゲン。19世紀末に、顔料であらかじめ描いた絵の上に釉薬をかけて焼成する・釉下彩(ゆうかさい)という技術を用いた、やわらかいパステル調の風合いの作品で高い人気を得ることに。淡くにじんだ色彩がニュアンス豊かなグラデーションを形成し、奥行きのある絵画的な空気感が世紀末の人々を魅了しました。
今回の展覧会では、19世紀末から20世紀初頭にかけて欧米で流行したアール・ヌーヴォーの時代に、デンマークから世界に向けて発信された美しく愛らしい釉下彩の数々を紹介。展示の主役である生き物の姿をかたどった磁器作品「フィギャリン」は、ミルキーな釉下彩の風合いと動物たちのかわいさが相まって、「ロイヤル コペンハーゲン」ならではの魅力を放っています。人々の心を惹きつけてやまない動物たちを一目見に訪れてみてください。
【ロイヤル コペンハーゲンのアール・ヌーヴォー】
日時/~8月25日(日)平日 10:00~17:30 土日祝 10: 00~17:00
(入館は閉館の各30分前まで)
休館日/月曜休館 ※8月12日(月)は開館
会場/ヤマザキマザック美術館
入館料/一般1300円(10名様以上1100円)、小・中・高生600円、小学生未満無料
(音声ガイド無料サービス)
公式サイト/http://www.mazak-art.com/