老舗料亭「河文」にて節分祭りが開かれます
2014.12.18
来年2015年の2月3日、中区・丸の内にある老舗料亭「河文」にて、
昔の節分にちなんだイベント「節分おばけ」を再現した「節分まつり」が行われます。
日本のハロウィンとも言えるこの「節分おばけ」は、江戸時代から昭和初期にかけて、
京都を中心に民間で広く親しまれていた祭り。
旧暦で年の終わりとされる節分は、鬼がやってきやすい日とされていました。
その鬼を、普段と違う姿をすることでやり過ごすというこの祭りは、
年配の女性は振袖、男性は女装、女性は男装をするなど
身分や属性を超えた格好をすることができた特別な日。
外国のハロウィンにも似たイベントが日本にもあったのです。
戦争を境に急速に衰え、今では、京都の祇園と大阪北新地などにのみ
残る文化となりました。
今回は、そんな「節分おばけ」の文化を名古屋でも
体験できるとあって、要注目のイベント。
河文の美味しい食事とお酒、そして名妓連合組合からお呼びした
芸妓さん・舞妓さんの普段とは違う、節分だけの特別な舞を堪能できると、
毎年話題を呼んでいます。
さらに、当日は餅つきのイベントも開催。つきたての餅を楽しむこともできます。
2月の寒い時期ですが、普段とは違う、特別な節分まつりに参加してはいかがでしょうか。
『節分まつり』
日時:2015年2月3日(火)17:30受付、18:00開演
場所:河文 水鏡の間(名古屋市中区丸の内2-12-19)
料金:2万3000円(鑑賞代、飲食代、税・サービス料含む)
問い合わせ・予約申し込み:河文(TEL 052-222-0873)