今年の「あいちトリエンナーレ」は、8/11~10/23に開催!
2016.02.12
愛知県で行われる国際芸術祭、「あいちトリエンナーレ2016」。
今年は、8月11(木・祝)~10月23日(日)の74日間、
愛知芸術文化センター、名古屋市美術館の他、
名古屋市内、豊橋市内、岡崎市にも会場を設けて、芸術を展開します。
3回目となる今回は、「虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」をテーマに、
美術、映像、音楽、パフォーマンス、オペラなど、多彩な芸術活動を複合的に展開します。
参加アーティストも続々決定中。
国内はもちろん、欧米、南米・アジア・アフリカなど様々な地域で活動しているアーティストたちが、
創造や旅をテーマにした、「愛知」でしか見られない作品を展開してくれます!
「パフォーミングアーツ」の参加アーティストの一人、
ダンサー・振付師の山田うんさんに、待ちきれないのでインタビューしてきました!
山田さんは、東栄町で700年受け継がれている、
国の重要無形民俗文化財「花祭」をモチーフにしたオリジナル演舞を披露予定です。
――「あいちトリエンナーレ」、意気込みは?
国内のアートフェスティバルに参加するのは初なので、とても楽しみです。
――今回の作品のモチーフは、東栄町の「花祭り」ですが。
愛知県東栄町の「花祭」は、夜を徹して各地区それぞれで行われます。
「花祭」は、土臭くて、汗臭くて、活気があって、でもとても美しくて。
そんなエネルギーの塊みたいなものを、変に味付けせずにダンスに昇華したいと思っています。
――今からすでに楽しみです。最後にコメントを!
「あのダンサーかっこいい!」「衣装が面白い」など、いろいろなシーンで楽しさの仕掛けを作ります。
だから、「花祭」についての特別な予備知識がなくても、わくわくできると思います。
誰もが楽しめる、エンターテイメント性が強い作品になる予定ですよ。
もちろん、予習してきたり、元から知っている方は、
より「意味」や「本質」などの理解を深めていただけると思います。
演舞の後、観客の皆さんが実際に「花祭」に参加したような気分で、
心地いいクタクタで会場を後にする…。
そして、東栄町の「花祭」に行きたい! と思ってくれたら、大成功ですね。
ご期待ください。
会期 : 2016年8月11日(木・祝)~10月23日(日)
芸術監督 : 港千尋
主な会場 : 愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、
名古屋市内のまちなか(長者町会場など)
豊橋市内のまちなか(豊橋駅前大通会場など)
岡崎市内のまちなか(康生会場など)
※山田うんさんの公演は、10月22日(土)・23日(日)名古屋市芸術創造センターで開催予定