誰も真似できない全力投球@ラ フィネス
2018.02.04
自称・天然危険物…と仰っている←この意味は深いです!
杉本敬三シェフさまのレストラン
ラ フィネスに久々に伺いました(╹◡╹)
訪れたことがない方の為に
店内のお写真です
年明けはじめての来店となりますが
先日、杉本シェフさまのFBに
"しらかわ"を入荷した!
との投稿を見ていたので
運よくば口に入るかも?と
期待して伺いました
嬉しい〜
メニューにありました(^^)
…メニューはメインとなる食材だけ記載されてます…
だからどんなお料理かは、テーブルに運ばれるまでの
お楽しみなの(╹◡╹)
この"しらかわ”は市場で最高値で
杉本シェフさまが競り落とした品物なのです!
"しらかわ”がどんなお料理となるか
期待を膨らませながら…
早速、一品目の
"野菜"
山形県鶴岡の無農薬野菜を
天城シャモのコンソメで炊き上げた
温かいサラダ仕立てになっています
下に見えるソースは野菜に火を入れたときの
キュイッソンをルーでブルーテに仕上げたソース。
ここに、白センマイはしっかりブイヨンで煮込まれ
カリカリ食感に!
特上上ミノは塩で軽く炙ったたたきになり
動物性たんぱく質が加わり
豊かな深みあるサラダになっていました
サラダですが、赤ワインを合わせてくださいました。
…キュイッソンとかブルーテとか素人には
聞きなれないワードでしたが調べて知識となりそうです…
そうそう
フィネスでは一品に1本〜3本のワインを
お料理とのマリアージュとして
飲み比べもさせてくださるのです
黒トリフ
フランス料理らしいフランス料理!
ブレス産シャポンのモモ肉とフォアグラと
サイコロに切ったトリフをキャベツで包み
網脂で巻いてオーブンで焼き上げてありました
ソースはしっかり煮詰めたコンソメに
根セロリピューレと一緒に頂きます
…杉本シェフさまのお料理のお写真は
今時のインスタ映えではなく
旨み重視ですから
見た目だけでは
香りや美味しさが伝わらないのよね
足を運んでみてはじめて
フィネスの凄さが理解できると思います♡…
海うなぎ
絶滅危惧種にしていされてもおかしくない
唐津沖の海うなぎをいただくとは貴重な体験♡
海のうなぎですが全く臭みがなく
海に戻してあげると言う意味で
ウニのミネラルと海の香りで海感アップ!
海とウニ…似ていますがちょっと違います…と
言いながら笑う杉本シェフさま
ダジャレも頂きました( ◠‿◠ )
少しのワサビがアクセントになってました
来ました!
"しらかわ”
徳島からの3.5kgの"しらかわ”は
京都の料亭が喉から手が出そうになる至高のお魚
フィネスには珍しくシンプルに
トラフグの白子を混ぜた爽やかに仕上げた蕪蒸に
ハマグリを合わせてあります。
まずはスープやしらかわをそれぞれ頂いたあとに
蕪蒸をスープと混ぜてみぞれ状にして召し上がって下さいと
↑
混ぜるジェスチャーをしながら解説する杉本シェフさま
メインはミルクラム
杉本シェフさまにとって
ミルクラムの最高の部位は前足だとか
よく火を入れて
独特の食感と独特の香りを楽しませて頂きました
白菜とキャベツとベーコンをコトコトと
よく煮込んだ付け合わせは
甘みと香りがミルクラムを引き立てました
半生とか色味重視の最近の料理とは
真逆の"うまみ重視"の
お料理となっていました。
だいたいメインの終わりには
お腹の満腹具合を尋ねられるので
まだまだ行けそうって伝えると
こんな感じで
フィネスブランドの箸箱が目の前に運ばれてくるのです
フィネスでは
〆ラーとして、フィネス特性ラーメンをいただけるのです
この日は、豚骨ラーメンでしたが
スープに注目してください!
こんなに澄みきった豚骨スープがあるのですね
とにかく、一般的な普通のお料理は
フィネスでは、お出しになりません
手を加え、時間をかけて
杉本シェフさまの
感性と感覚で一味も二味も
それ以上のお料理となり感動を頂けるのが
フィネスでの醍醐味なのです
誰の真似でもなく
見たことも、食べたこともない
フィネス風のお料理と
お伝えしておきますね(^^)
コラーゲンたっぷりのスープに
鰹節、昆布の旨みも溶け込んでいました
鹿児島産の筍とアワビで
優しさを添えてありました
アンリジローのブランドノワール
鰹節に不思議とよく合うのだそうです
チョコレート
出来立てのモワルーショコラと
調理場でまわしたての
タヒチ産タヒチ種バニラのアイスクリーム
盛り付けは
目の前でシェフ自ら
トリフもスリスリして
仕上げて下さいました
杉本シェフさまのフランス料理は
最高級の食材で最高級の状態に仕上げてくださいます
今時のインスタ映えする見かけだけ良い料理とは真逆で、
見た目だけではわからない
お料理のクオリティの高さや
追求されたテイストに
訪れて味わってみない事には
ラフィネスの杉本シェフさまの
料理の奥行きと存在感を感じる事は
出来ないと思います
お料理に合うワインも
杉本シェフさまが自らフランスで買い付けられる拘りで
ペアリングは絶対、おススメです!
食材を知り尽くされてますから
お料理とのマリアージュは間違いないのです
お値段が高いものが
何にでも合うか?と言うと
それは、ありえないことで
やはり食材、お料理に合うものが
ディナーやランチを引き立てる事を
杉本シェフさまから再確認されされました
お食事が終わって
杉本シェフさまに
料理とは?と伺いましたら
"命を繋いで行く"
と、お答えになりました
肉や野菜の命を人に頂き繋いでいく…と言う意味だそうです
古典を大切にされ、類稀な感性で
食材を分解そして再構築を経て
素晴らしいお料理となるのですね
そりゃ
天才シェフって言われるはずですね!
天然危険物もこうした意味合いもあると
私は考えます
お料理を作り
お客様のテーブルに運び
お料理の説明
ワインも自らサービスされ
お一人ずつと向き合われる
…そんな事が出来るシェフが
ラフィネスの杉本シェフさまです…
それが「レストラン ラ・フィネス」です。
追伸
大満足な、ディナーの翌日は
ラ フィネスでランチの予定♡
…12時間後くらいに再来店です(╹◡╹)…