四間道レストランMATSUURAシェフの講座大盛況✩✩✩
2014.09.22
昨日は名古屋サロンにて皆様も私もかねてより楽しみにしていた、四間道レストランMATSUURA、松浦仁志シェフの「家庭でできるフランス料理」の講座でした。
シェフにお願いしてテリーヌ2種、お肉、お魚、と本当に豪華なメニューの講座をご準備戴ました。
参加者は16名の満席。特別にテーブルも追加して、セッティングも完了~♪
シェフにはシャンパンやワインもお願いして素敵なワインクーラーにスタンバイ♥
いよいよ講座スタート!
まずは、四間道レストランのスペシャリテでもある「農園野菜のテリーヌ」から。
さすが、「テリーヌの魔術師」と呼ばれるシェフだけあって見事なスピードでテリーヌを組み立てていきます。
野菜の下ごしらえのこつも教えて戴くことができました。
続いては「フォアグラのテリーヌ」。
戴くことはあっても、フォアグラの下処理を見せて戴く機会はなかなかないもの。
皆様、食い入るようにシェフの手さばきを見学されていました。
そして、鴨肉。
料理教室でも鴨肉は扱いますが、今回のような骨付きは初めて!
シェフによると、骨があるほうが、身が縮まず、美味しくできるそうです。
分厚い鉄のフライパンで焼き、オーブンへ。
火入れはオーブンにより異なるので、とてもデリケートです。
そして、この日のお魚はスズキ。
骨抜きの仕方、塩の振り方、火入れについて、丁寧にわかりやすくレクチャーくださいました。
みっちり約2時間のレクチャーの後は、待ちに待った試食タイム。
シェフから乾杯のご発声です✩
一品目は「フォアグラのテリーヌ」。
美味しさに皆様からため息が・・
その間に二品目の「農園野菜のテリーヌ」の盛り付け。
テリーヌは、型に仕込むのもですが、カットするのがいかに難しいか。
作られたことのある方ならわかられますよね。
シェフのカットの正確さとスピードはお見事でした~✩✩✩
1本のテリーヌの端までほとんど無駄もありません。
流石のプロの技には、本当に脱帽~!!
定規で測ったように規則正しく切られ、盛り付けられたテリーヌが、出番を待っています♥
皆様から「きゃ~!!」と歓声が上がったのは言うまでもありません。
一段落され、皆様とパチリ✩
「スズキのポワレ ブールブランソース」。
シェフのレクチャー通り、皮目はパリッ、身はフワ~ッと焼き上がり、本当に美味しそうでした♥
お魚に忍ばせたお野菜はラタトゥユの具材を煮て無色のトマトのジュを合わせたもの。
あくまでもブラン(白)にこだわった仕上げがシェフらしいですネ。
そして、メインは「フランス産シャラン鴨肉のロースト オレンジソース」。
フレンチの醍醐味とも言えるソースの作り方も実演してくださいました。
濃厚でいながら透明感もあるソースは、鉄板ながらも、真に飽きのこない美味しさ。
鴨肉の火入れも完璧でした。
鴨肉が苦手なアシスタントちゃんも「これは私の苦手な鴨肉じゃない~」と講座終了後に、しみじみ味わっていました。
パンとデザートはル・サロン・ブランから。
前日、田町で上野パティシエに習ったルリジューズ、皆様に喜んで戴けて良かったです。
レストランの営業も日々満席のようでお疲れのシェフでしたが、皆様からの質疑応答にも真摯にお応えくださり、お人柄の素晴らしさに改めて感銘を受けました。
シェフのレクチャーも皆様からのご質問も尽きることのないくらい盛り上がり、そろそろ、と終了を告げさせて戴きました。
日曜日にもかかわらずご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
シェフや皆様と美味しく楽しく幸せな時間を共有させて戴けましたこと、心より感謝申し上げます。
お忙しい営業の後、夜遅くまでご準備くださり、本当にありがとうございました。
松浦シェフは10月より中日文化センターでも講座を持たれるとのことです。
そして、一週間後の9月28日には四間道レストランの一周年を記念したパーティも開かれ、参加希望者はすでに120名を
超えているとか。
影ながら益々のご活躍をお祈り申上げます。
「テリーヌの魔術師」のテリーヌは、ランチタイムでも定番のこの2種類以外にも数種類から選べるそうです。
皆様も是非、味わいに行ってみてくださいネ✩✩✩
◇四間道レストラン
http://www.shikemichi.jp/