「大村知事と語る会」
2012.07.19
7月16日、私、桑原はこんな場面におりました―――
平成24年度の第一回「大村知事と語る会」です。
意見交換出席者8人の中の1人として、お声を掛けていただきました。
誠に恐縮です。「恐縮」以外の言葉が見つかりません。
今回のテーマは、
『男女共同参画社会実現に向けて―女性が元気に活躍できる社会―』。
社会で活躍する元気な女性たちや、
それを応援する企業やグループが出席者のメンバーです。
私は、「メナージュケリー」という雑誌をとおして見た、
愛知県の女性とは…をお話しさせていただく立場で、出席いたしました。
大村知事が進行役となって、会は進みます。
意見交換出席者のメンバーは――
ミッドランドスクエアの広報マネージャーの林美保子さん
東京、大阪などに比べてキャリア女性が少ない。
もしかしたら、働きづらい環境なのではないかと、お仕事をとおして感じていることを述べられました。
株式会社アクションパワーの代表取締役の大津たまみさんは、シングルマザー。
ハウスクリーニング、家事代行などが業務内容で、ユニフォームで登場。
仕事をすること、起業することなど、ご自身の経験に基づいた、
今の実情を語られました。
整体師・骨盤美人体操講師で、「メナケリ」の読モとしてもおなじみの丹羽綾さん。
2児のママとして、また、働くママのプロジェクト団体「自営ワーママ☆クラブ」代表としての意見、
そしてご自身が会社員だった当時のエピソードも。
ブラザー工業株式会社の人事部にお勤めの小森美奈さん。
社内のワーキングマザーの情報交換グループ「Brother Mothers’」を主宰。
ランチ会などをとおして、子育てや仕事などの情報共有を図っているそう。
「三河子育てパパネット」主宰の飛鷹正範さん。
いろいろなイベントを開催し、子育てパパたちの交流の場を作っていらっしゃいます。
「子育てを積極的にしたいと思っても、
どんな遊びをしたらいいのか、わからないパパも多いんです」と。
弥富建設株式会社の代表取締役、犬飼将清さん。
保育士のいる社内託児所を作ったり、
外国人のホームステイの受け皿となり、社員の子どもたちに異文化に触れさせるなど、
先進的であたたかい経営をされています。
有限会社ワッツビジョン代表取締役の横井暢彦さん。
手作りタイルの製造・販売のかたわら、「子どもの笑顔があふれるまちづくり」をテーマとした活動も。
働く人の都合に合わせた出勤システム、完全能率制など、企業ルールがユニーク!
出席者から
「子どもを預けて、自分の時間を作る女性の中には、罪悪感を覚える人もいる」
「子どもを託児所に預けるのは、経済貢献になるという考え方もありますよ」
「病児保育に対しての取り組みが遅れているのでは」
「例えば、地域のおじいさん、おばあさんが
病児保育を手伝ってくれるというのは、どうでしょうか」
「まずは大企業から、ワーキングマザーをバックアップするシステムを構築しては」
などの意見が寄せられました。
大村知事は、
ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組む企業を応援する「愛知県ファミリー・フレンドリー企業」の登録についてや、
起業を目指す人をバックアップする「創業プラザあいち」のことなど、
「女性が元気に活躍できる愛知県」について語られました。
様々な立場のメンバーが意見交換をし、
それに耳を傾け、より良い愛知県へと進化させようとする知事。
一般傍聴の方々も真剣に、時折メモを取る様子を目の当たりにし、
関心の高さを改めて実感いたしました。
意見を述べるという立場でしたが、
私自身学び、学び、学びの2時間でした(汗)。
貴重な機会を与えてくださいまして、誠にありがとうございました。
慣れない場で、のどもカラカラ&カピカピ。
用意されていた「あいちの水」、キリッと冷えていて、おいしかったです!