【コラム】最近ハマってるアプリ『NHK日本語発音アクセント新辞典』
2021.03.05
【コラム】最近ハマってるアプリ
『NHK日本語発音アクセント新辞典』
どうも、Yumio@東京です。
東京事務所を開設して間もなく10年。
20代の頃に東京で暮らしていた時間を合算すると、
東京生活は約13年になる。
(名古屋と東京を行ったり来たりの生活だったから
正確には丸っと8年ぐらいかな?)
いちばん最初に東京で暮らしはじめたとき、
東京の人から笑われたのは名古屋流のアクセント。
「だがね」とか「~とりゃぁ」とかは
意識して使わないようにすれば誤魔化せるものの、
例えば「イチゴ」や「ピアノ」「花瓶」などの単語の発音で
ふと無意識に名古屋アクセントが出てしまって
「あれ?名古屋出身?」と聞かれることも多かった。
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ちなみに、名古屋アクセントだと
「いちご」
「ぴあの」
「かびん」
と、最初のひと文字が強くなるけど、
東京の標準語アクセントでは
「いちご」
「ぴあの」
「かびん」
とフラットな“平板”と呼ばれる発音になります。
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さてさて、こうして13年(実質丸8年)が経ち、
なんとなく東京のアクセントにも馴染んでくると、
むしろ名古屋へ帰ったときに
地元のアクセントが気になったりするんだけど、
実はこの“馴染み”がクセモノ!
アクセントを意識しすぎて?
どれが正しい標準語アクセントなのかわからなくなり、
混乱するようになっちゃったのだ(笑)
そこで、最近活用しているのがこのアプリ。
▲『NHK日本語発音アクセント新辞典』。
実は放送局のアナウンサーやレポーターは
新人時代に必ずこの辞典を買い、
日々持ち歩いて標準語を身に着ける。
ワタクシがレポーターやってた時代には
アプリなんてなかったから
いつも重い辞典をカバンに入れてたけど
最近はスマホでダウンロードできるのね~。
このアプリ、何が便利かって、気になる発音を検索すると、
音声でお手本アクセントを喋ってくれるのがめちゃ便利!
▲イチゴは平板、ゴは鼻濁音。
▲「寒い」ひとつとっても、
関連する発音をすべて音声で確認できる。
最近はこのアプリにすっかりハマッて、
自分の発音が標準アクセントなのかどうか、
事あるごとにチェックするように。
正しいと思い込んでいたのに、
間違ってるアクセントもあったりして、
その発見がなかなか楽しいのであります(→地味・笑)
▲実は最近ウェビナーの仕事が増えたことも
アクセントが気になるようになった理由のひとつ。
先日はホリプロのアナウンサー近藤淳子さん、
日テレZIPレポーターの森遥香さんと動画収録。
※近藤さん、森さん、ありがとうございました!
★近藤淳子さんhttps://www.horipro.co.jp/kondojunko/★森遥香さんhttps://www.horipro.co.jp/moriharuka/
新年度から東京へ進学する皆さん、仕事を始める皆さん、
地方出身者あるあるとして、
最初に必ず「アクセントの壁」に当たると思うので(笑)
よろしければこのアプリ、お試しくださいませ。
NHK日本語発音アクセント新辞典
https://news.nhk-book.co.jp/archives/10093
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