【コラム】これがミレニアル世代の常識か!ジェネレーションギャップをつくづく痛感・・・

【コラム】これがミレニアル世代の常識か!ジェネレーションギャップをつくづく痛感・・・

2023.06.02

【コラム】これがミレニアル世代の常識か!
ジェネレーションギャップをつくづく痛感・・・

どうも、Yumio@東京です。

ミレニアル世代といえば、
別名デジタルネイティブとも呼ばれ
学生時代から当たり前のようにネットを使いこなしてきた
今の20代後半から30歳後半ぐらいまでの世代のことを指す。

おそらくどんな業界でも、
いま現場で中心となっているのが
このミレニアル世代の人たちだろう。

実際にワタクシ自身も
媒体のディレクターさんや広告代理店の営業さんなど
最近名刺交換をした人のほとんどがミレニアル世代の若者だ。

しかし、先日のこと。
「これがミレニアル世代の常識か!」
と衝撃を受ける機会が立て続けにあったので書いちゃうぞ。

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ひとつ目は「写真の色合い」の好みの違いだ。

これまで20年以上広告媒体に関わってきたが、
まだデジカメが普及する前のポジの時代から
広告に使う写真といえば
「明るいこと・鮮やかなこと」が大前提とされてきた。

例えば、料理の写真ならこんな感じ。


▲明るく色合いも鮮やか。
うん、なんか美味しそうに見えるよね?

 

しかし先日、自信満々で提出した写真に対して、
ミレニアル世代の担当者さんから衝撃的な指摘を受けた。

 

「もっと色味を落としてもらえますか?」

「・・・へっ?」

 

そういう指摘を受けたのは初めてだったので
“なぜ色味を落とすのか?”を理解するのに
めちゃめちゃ時間がかかったが、
どうやらこういうことらしい。

 


▲全体的にザラっとした感じ。
あまり食材の鮮度は感じられないが、
確かにイマっぽいお洒落な感じになった。

 

なるほど・・・イマドキは素人さんでも
スマホでいろんな写真加工ができてしまうので
写真の色味にも旬のトレンドがある。

「明るく鮮やかなら良い」ってもんじゃないんだな~。

 

と思っていたら、
そこへ追い打ちをかけるようにこんな“事件”が起きた。

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2つ目は「仕事の連絡手段について」だ。

とあるミレニアル世代の社長さんから
人を紹介してほしいと頼まれたので、
「紹介する相手の名前」と「メールアドレス」を
その社長さんのFBメッセンジャー宛に送った。

紹介する相手は社長さんとは未対面。

いきなり電話で話すよりも、
メールで一度やりとりしてから
具体的に仕事の話を進めてもらったほうが
双方安心できると思ったからだ。

するとその社長さんからワタクシ宛に電話が。

「普段PCを開かないので、
メールアドレスをもらっても困るんですよね~。

僕、スマホの中で完結する仕事以外はしないので。
電話か、ショートメールか、LINEにしてもらえますか?」

「・・・へっ?」

 

これまた意味を理解するまでに時間を要したが、
そういえば、とあるマンションの販売担当者さんが

「最近、お客様との連絡はすべてLINEです。
パソコンにメールを送っても、
皆さんパソコンを開かないので
LINEじゃないと見てもらえないんですよね」

と話していたことを思い出した。

こ、こ、これがジェネレーションギャップかぁぁぁぁぁ!

ひと昔前まで、
すぐに電話をかけたがるのは年配の方たちで、
若者たちの間では「メールでのやりとり」が
当たり前だと言われてきた。

しかし、その常識はすでに一周回って変化しており、
今やメールを使いたがるのは年配となった我々世代だけ。

若者たちは「LINEまたは直電=スマホ内で完結」が
当たり前になってるんだな~。

おばちゃん、なんだかショックですぅ・・・

 

ちなみに、今どきの若者たちにとってPCメールは
「勧誘メールぐらいしか受信しない面倒なもの」という存在。

さらにはFacebookのメッセンジャーも使うことは無く、
「SNSメッセージを使うならインスタ」なのだそうな。

 

あ~あ。
ミレニアル世代相手でこの状態なら、
いずれZ世代と仕事をすることになったとき、
おばちゃんはついて行けるんだろうか・・・

以来「老害」という言葉が頭の中をぐるぐる巡っている
53歳7か月のワタクシであります。とほほ。

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