気持ちの整理がついて…
2017.08.03
ベビーベッド♡新調しました^_^
今までは、折りたたみ可能性でしたが
大きなベビーベッドでした。
これは、とっても軽くお部屋の中の移動も簡単!
蚊帳付きで、虫刺されの心配もなさそう٩(^‿^)۶
開閉もジッパーで取り扱いもいいのです☆
ジッパーを開けると、可愛いィプリンス君が
静かに眠ってます。
トイプードルの男の子で、8歳です。
とっても元気な子…だったのです。。。。。
あれは、
忘れもしない、2015年の11月3日、
いつもの様にトリミングに連れ行きました。
預ける時は元気で朝も食欲旺盛で普段と変わらず。
…小さいから少ししか食べませんが…
いつもと同じように、3時間程でお仕上げとなり、
迎えに行くと…
まるで、別のワンちゃんみたいで…
シャンプーやカットはして有るものの、
グッタリして、立つことが出来ない程!
衰弱…って表現がぴったりな具合の悪さになっていました。
一緒に迎えに行った娘ちゃんも、驚いて
“何があったのですか?“とお店の方に質問しました。
しかし、返ってきた言葉が
“最初から元気がなく、調子が悪そうですから病院に行った方がいいかもしれませんね“
と、言われ何が何だか訳が分からずでした。
もし、トリミングの前に調子が悪そうなら、
“病院に連れていく様に伝えるはず。”
そんなはずない!三時間前は普段と変わらない子だったのに…
と、ただ、呆然とし帰りをどうやって帰ったか覚えていないくらい。
トリミング後は、ストレスで元気がない時もあったので、それの酷い感じ?
とも考え一晩様子を見ることにしました。
その夜、プリンス君は目も開けず、
ごはんも食べれず立ち歩くこともできず、
ただただ、荒い呼吸をしているだけ。
疲れてるからかな?
翌日も食べれず、どんどん衰弱していくのが目に見えてわかりましたから、かかりつけの動物病院に連れて行きました。
とにかく、衰弱してますから即、
血液検査にレントゲンとなりました。
結果は、首に二箇所ヘルニアがみつかりました。
先生に、トリミング際、首に紐をかけるのでそれですか?
と、訪ねましたが先生はみていないから、何とも言えないとのお答えでした。
このままの状態を放置してはいけないからと
大学病院で精密検査を勧められ、紹介状を書いて頂きました。
後日、大学病院では、血液検査やレントゲン.
全身麻酔でCTでの検査となりました。
全身麻酔の時は、
もしかすると麻酔から目覚めない可能性もあります…
と説明された時は切なかった…
検査も終わり、麻酔からも無事生還。
結果は、頭に水がいっぱい溜まっていて、脳と水の割合からすると5分の1が脳で4割水という状況になっているのでした。
頭の中は、ほぼ水が溜まり脳が押されている状態でした。
水頭症になってしまったのです。
トリミングの事は先生にお伝えしましたが、それとの因果関係はわからない…との見解でした。
…すぐに、ネットで調べると
小型犬はトリミングの際の首に掛ける紐の衝撃や
首が何らなで締まると脳に水が溜まり、上手く脊椎に流れなくなる為に水頭症を起こすこともあるとかいてありました。。
先生は、プリンス君の状況は、
“生きるか死ぬかと聞かれたら、今は死に近い…“
とも言われ.物言えぬプリンス君が哀れで可哀想で、
また、トリミングに連れて行った自分も責め
場もわきまえずに号泣した事を、昨日の様に思い出します。
とにかく、この状況を改善できるように
とりあえず、ペーストの栄養剤をシリンジで与える事
神経が傷ついているかもしれので、ステロイドや
お薬の飲ませ方を教えて頂き帰路に着きました。
トリミングのたった三時間で、
目も見えず、匂いもわからず、立ち歩くことも、
ごはんも排泄も自分では出来なくなってしまったのです。
それからの日は、朝も昼も夜もなくプリンス君の
介護を中心とした家族のライフスタイルがはじまりました。
…山村 知枝古のブログには、批判的内容や辛いことは、一切書かない様にいつも心がけて書いてますから、想像できないかもませんね…
食欲はありませんから、
シリンジで少しづつ口に流すと
ゴックン!と飲み込んでくれたので
少しではありましたが、無理やり食事もとらせました。
呼吸困難になり夜中に、病院に駆けつけた事も。
1日1日が一進一退の日々でした。
ただ、生きているだけの状態が年明けまで続き、
週一の通院も二週に一回となり
かかりつけの動物病院に転院しました。
そこでも、お薬とペーストの栄養剤を頂くだけ、治療法はなくただ時間が過ぎるだけでした。
私たちが出掛ける時は、家人が面倒をみてくれて、
それでも心配は付き物でいつもプリンス君の事が気がかりでした。
家族みんなで、手厚い介護のおかげで目を開ける事、
トイレがしたい時は手足をバタバタする様になり
日々の積み重ねでプリンス君を理解できるようになりました。
ごはんは、変わらずシリンジでした食べれませんが
食べる量も少し増え体重も2キロにまでなりました。
今では、赤ちゃんみたいな存在で、
食べて寝てオムツを替えて抱っこしての繰り返しの毎日です。
プリンス君は、私たち家族の一員として、
大切に大切に最後まで診ていこうと家族で誓っています。
長々としたブログになりましまが
公表できるまでの気持ちの整理が今までははつかずに
口にする事すら辛くて仕方ありませんでした。
しかし、生きることへの希望が見え始めたプリンス君の存在を
皆さんに知って頂き、生き物の命の大切さを分かち合って頂けたらと思いカミングアウトしました。
…こっからは愚痴…
トリミング前と三時間後の状態が違い過ぎで
私たち家族は、トリミングの際の詳細をペット・ショップに
幾度となく訪ねましたが
来た時からグッタリしていた…と、言われる次第。
トリミング室には、カメラも設置されてませんでした。
まさか、そんなことが起こるとは思いもよらず、カメラがあるかどうかの確認をしていませんでした。
ペット・ショップ側からは、
トリミング中の事故と言う証拠を出せしてみろ!
とも言われる次第。
もー同じ人間とは思えない対応に、
弱い生き物を扱う資格なしだわ!って思いました。
弁護士の先生にもご相談しました。
ペットに関してのご相談も近年多いそうで
この案件も立証するには、難しい案件と伺い
泣き寝入りするしかないようです。
それで、たとえ勝ったとしても
元のプリンス君に戻る訳ではないのですから
…虚しさは残ることと思います。
追伸…
ベビーベッド、スペースとらずで
可愛くて組み立て、収納が簡単だから
お泊まり様にも、購入しちゃいました♪( ´θ`)
本当のベビーちゃんにもオススメです…ってか
これ、ベビーベッドでした(笑)