思いが交差する中で・サグラダファミリア
2018.01.17
今回のスペイン旅で
一度は訪れてみたい!と、思っていた
サグラダファミリアに伺いました
水面に写る穏やかな佇まいの
美しいサグラダファミリアの姿に
時が止まってるのでは?と
錯覚する程、圧倒されました
スペイン人のガイドさんが
流暢な日本語で
逆さ富士みたいな
逆さサグラダファミリアだよ
…と
おっしゃってました
ん〜まぁまぁ受けたかな(笑)
もっと近くに行ってみましょう
このあたりは
ガウディが生前に作られたところ。
ゴツゴツした手作り感が
ちょっとこわい感じもしますが
それは年月による色合いだったりと
温かみまで感じますね。
こちらは裏門になるので
表、正面に回ってみましょう
こちらは
新しく建てられたあたり
2枚目の写真と
全く違う雰囲気を私は感じました
なぜなら
以前、彫刻は職人さんの手による作品として
教会に掲げられてましたが
建築も近代化が進み
今では、彫刻の多くが
3Dプリンターを使い
作られているのだと
説明を伺いました
だから、完成が早くなったのですね
…なんか複雑な気持ち…
私だけかな?
これは完成予想図で
色の濃い部分がガウディよる建築
明るい色の部分は新しく建てられた
又は、これから建築される部分
サグラダ・ファミリアは
1882年に建設が始まったそうです。
建築家ガウディは2代目で
一生涯をかけて設計・建築に取り組まれてました
彼の死後も建築は進められ
寄付による資金のみで建設されている為に
資金難になるとたびたび工事はストップし
「完成までには300年かかる」とか
「完成しないのでは?」とも囁かれていました
しかし、
近年になって2026年に
完成予定であることが発表されたそうです
完成までには
たくさんの人が関わり
資金も募られて
ここまで進められたかと思もうと
私たちが想像できないご苦労もあったはず
完成は喜ばしい限りだと
思う反面
完成が300年後…
…完成しないのでは?
ってところが
なんとなく
魅力的で
夢と浪漫に思いを馳せる事も
悪くないのでは…
なーんて、思うわたしです
この建造物を見て
もしガウディが生きていたら
その本心はいかに?
とか
考えるのもいいな〜って感じの
楽しい時間を過ごしていました。
サグラダファミリアには
日本人の建築家が深く関わっていらしゃるのを
ご存知ですか?
私は、何かの番組をみていて
この事実には衝撃的でした
ガウディの意思を一番に受け継ぐ
主任彫刻家が日本人の外尾悦郎氏だそうです
1978年から約40年間
今もなお完成へと
工事を進められているそうです
図面などを使わないガウディの意図を理解する為に
ガウディが伝え続けた情熱を誰よりも必死に
学ばれたと伺いました
ガイドさんによると
急ピッチな完成に向けて
外尾氏の考えが
沿わず
辞められた?との噂もあり
その辺りの真実は
ガイドさんもご存知ないようでした
歴史的建造物で
色々考えさせられ
脳が活性化したかもしれない(^^)v
この後
サグラダファミリア、教会の中へと
進みました