☆Nabeno-Ism☆
2016.11.02
7月にオープンなさった『Nabeno-Ism』に、友人のお誘いで伺う事ができました。
レストランの大きな窓から、穏やかな光をまとうスカイツリーの光を追う姿と、
隅田川の流れに乗り、屋形船がゆるやかに過ぎていく景色に
古き良き伝統文化と、いまの時代の融合する新しい江戸に浸りながら
落ち着いた空間でのお食事となりました。
(こんなにじっくりとスカイツリーを見たのは初めてかも!)
お席は3階を貸し切りとしていただきました。
(ん〜贅沢♡)
土の温かみの伝わるプレートで
テーブルセッティングが施こされています。
グッ!と目を惹くオレンジ色のプレートには、渡辺シェフ様の家紋入りだそうです。
(もう、この時点で“闘魂”注入なさってますね!)
お料理をご紹介、と言うより渡辺シェフさまの
人間性を垣間見ることのできるお料理の数々をご紹介したいと思います。
小さいお皿の中には、普段見過ごしがちなお江戸の
下町老舗の伝統的なおこしや、もなかを上手く取り入れられていました。
“江戸川蕎麦ほそ川”の蕎麦粉を使われ蕎麦粉をソースベシャメルの技法で
焚き上げられたそばがき。
蕎麦のクセがなく滑らかで、アテキーヌキャビアの塩味で蕎麦の甘味を引き立てられており、
“奥井海生堂殿”(囲い2年物昆布)のジュレでまろやかに包まれました。
(なんと!渡辺シェフさまは、蕎麦ソムリエの称号を持っておられるそうです!)
スプーン上のウォッカクリームとおろしたてわさびのコンビネゾン。
スプーンのさりげなく結ばれたオレンジ色の紐!
私はこの組紐の存在が気になり、渡辺シェフさまのお料理の紹介を
聞き入ってしまいました。
何気に付けてある訳ではなさそうで、何とこちらも町田糸店の組紐
♡大切なお客様さまとのご縁を結ぶ♡と言う意味合いで
渡辺シェフさまのおもてなしの心が表現されていました。
日本文化を大切にされるお姿に、大和魂を感じますね☆
そして、ここからは渡辺シェフさまの
培われた感性で、素晴らしい“フレンチ”をいただく事となりました!
素人の私がコメントなどおこがましいのでただただ
素晴らしい!とだけは、言わせて頂きます(^^)
お肉、お魚が美味しそうでしょ?
食材の完璧な火入れとムラのなさには理由が!
渡辺シェフさまと最新テクノロジー調理器具【バリオ】の
融合で間違いのない完璧な仕上がり具合♡
(食材の焦げ付きやロスもなくす優れものなんですって)
そして、この日のワインは、角ソムリエさんよるお料理とのペアリング。
角ソムリエさんは、声のトーン、話す速さ、さりげない笑顔を交えての
決して偉そうぶる訳でも上からの感じでもなく、
わかりやすい解説に、ご参加の皆様が感激されていました。
渡辺シェフさまの関われない、お客様との部分は、サービスの方々の
隙のないフォローで素晴らしいレストランと認識されるのではと
実感致しました。
『Nabeno-Ism』が隅田川沿いの新たな【城】として君臨していくのも、
すぐそこに来ているのでは?と想像するに値しそうな気もしちゃいます☆
フランスの食材、技術、そして日本伝統の食材、文化を取り入れる情に熱い渡辺シェフさまの
人間性の高さにも、感動させていただきました。
ナベノイズム、チーム一丸の調理場で、
最新テクノロジーの調理器具【バリオ】【コンビオーブン】【真空包装器】を
用いて良い食材を最高の状態で提供してくださったのですね。