1月12日の朝礼〜
2014.01.12
1/12 (日) 来年の衣食を豊かにする
江戸時代末期に、農政家として報徳思想を広めた二宮尊徳は、多くの人生訓を遺しました。
その中に次のような言葉があります。
今年の衣食は去年の産業にあり。来年の衣食は今年の歎難にあり。
この意味は、「今年が豊かな衣食に恵まれて生活できるのは、昨年、仕事をしたからである。
来年が衣食に恵まれるのは、今辛い中でもしっかりと努力し、働くからである」というものです。
衣食に恵まれて豊かな生活を送りたいとは、誰しもが願うことです。
しかし、ただそう思うだけでは、実現するのは難しいでしょう。
豊かな生活を作り上げるのは、他ならぬ自分であり、自己の努力の結果だからです。
現在は、先に楽しんで後で苦労をするという流れにありますが、これは順番が逆といえます。
確かな来年、その先の明るい未来を築き上げるには、今現在の仕事に、真剣に喜んで取り組んでいくことが大切なのです。
今日の心がけ◆喜んで今の仕事に励みましょう