ブックタイトルmenage2019秋
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menage2019秋
術館のような外観がひときわ目を引くA邸。白ではなく、敢えて肌や土に近い有機的な色味にし、石や木と言った自然素材を配置することで、周囲との調和を図っています。 こちらの家のテーマは、ずばり〝見栄の張れる家?。一見するとどこが開くのかわからない木の扉も、来客を驚かせるファクターのひとつ。また設計士と相談し、プライベート空間はすべて2階にまとめ、来客を招く1階は極力生活感を出さないつくりにしています。 アウトドアが好きだというご主人がこだわったのが中庭。窓を開けるとリビングと中庭のテラスがフルフラットでつながり、広々とした空間でBBQなどが楽しめます。また、庭の脇にはシャワーがついているので、子どもたちが思い切り遊んでも家の中は汚れないという機能的な構造にも驚かされます。奥さまの趣向が反映されたキッチンは、家具を北欧インテリアで統一。〈フィリップ・スタルク〉のダイニングチェアはポリプロピレン素材でできているので、手入れが楽な所も気に入っているそうです。美見栄の張れる家無機質なフォルムながら、石・木・タイルを使い、温かさを演出。アプローチ部分の床は水が染み込む素材を使っているので、雨の日も快適。また、インナーガレージからは直接リビングダイニングへとつながっているため、駐車後、外に出ずに家へ入れます。A邸/名古屋市・昭和区東海の邸宅レポート76